社会人太りに最適。食事制限無しで痩せられる魔法の薬、オルリファスト
どうも。かすてらこんぶです。
今回はコンサルティングに全く関係ない記事で恐縮ですが、ダイエットサプリのレビューになります。僕はあまりダイエットサプリを信じていないのですが、個人的に社会人になってから太った(コンサルファームに入ると特に1-2年目は生活リズムが変調する場合が多く、良い飯しか食わなくなります…)ので、試した中で顕著に効果があった製品を紹介致します。
そもそものサプリ/医薬品の違い
サプリと医薬品の違い。説明しろと言われて上手く説明できる方はそこまで多くないのではないでしょうか。
ざっくり言うと、医薬品はサプリメントよりも厳格に有効性や安全性、品質が担保されているもの、と捉えて頂いた問題無いです。
日本にしろ米国にしろ欧州にしろ、医薬品として承認を得るためには、細胞・動物・人を使った有効性・安全性の臨床試験が必須になっています。学生時代に治験のアルバイトについて聞いたことがある人も多いと思いますが、あの様に厳格・定量的に決められたプロトコールに則って検証が成されています。
ですので、有効成分が何か、それぞれ何mg含有されているか、どの様な副作用があるか、どういう用法・用量で飲むべきか、等がサプリメントよりも厳格に示されているものです。
また、有効成分量もサプリメントより多い場合が殆どですので、リスクを理解しつつも高い効果を得たい方の場合は医薬品の方がオススメです。
オルリファストとは
では、本題のオルリファストについて説明します。僕がこの薬の服用を決意したのは、コンサル入社後2年目になってからです。”あれ。なんかがっしりした?”・”やっぱ良いもん食ってんな~”…久々に会う友人からかけられる心無い言葉の数々。何より、新しく女性と会うときの感触や反応が前よりも悪い気がしていました。
コンサルファームに入ると、生活リズムは学生時代とは確実に変わります。タクシー通勤で運動から遠ざかりますし、加えて、会食や打ち上げで本当にいい店でいいご飯を食べることが増えるので、ストレスも相まって太る方が多いのでは無いのでしょうか。
炭水化物抜きダイエットやら毎日のジム通いが出来れば良いのですが、当然そんな時間や気概も無く・・・そんな時、「食生活を変えず、特段工夫も無く痩せられる方法無いかな~」等とアホみたいな期待を持って手にしたのがオルリファストです。
ダイエットサプリ系は全く信じていなかったのですが、オルリファストはエビデンスもありますし、利用者の評価も概ね良かったので試してみました。
医薬品Xenicalのジェネリック
オルリファストは、分類上はジェネリック医薬品になります。即ち、先発の医薬品が存在し、それがRoche社のXenicalです。Roche(ロシュ)は世界有数の製薬企業であり、事実Xenicalも減量医薬品として世界中で支持されています。
一方、オルリファストの製造元はLloyd laboratoriesというフィリピンのジェネリックメーカーです。東南アジアはやばそう…という印象を持つ方も多いと思いますが、Lloydは売上100億円を超え、アメリカや東南アジア全域に製造工場を持つ、信頼性の高いジェネリックメーカーだと思います。事実、厳しい審査で有名なアメリカFDAや、UK、オーストラリア、ブラジル等、多数の薬事管轄機関から承認を得ている薬です。
有効成分は当然ですが、Xenicalとオルリファスト全く同一ですので、安心頂ければと思います。(C29H53NO5)
出所:ゼニカル添付文書・オルリファスト添付文書
外観はカプセル上の医薬品ですので、錠剤や顆粒剤が苦手な方にも飲みやすい仕様となっております。
作用機序
具体的に肥満を抑制するメカニズムですが、若干専門的なので、どうでもいいよという方はスルーして下さい(笑)
我々の身体が摂取した食物に含まれている脂肪は、まず胃でトリグリセリドと呼ばれる分子に代謝され、次いで小腸でリパーゼによって脂肪酸+グリセロールへと代謝、脂肪酸が脂肪組織へと入り、再びトリアシルグリセロールとなり脂肪組織に蓄積されます。
ここで、オルリファストはリパーゼという酵素にトリグリセリドより優先的に結合します。そうすると、本来リパーゼにより代謝され脂肪組織に蓄積される筈だったトリグリセリドは、体内に吸収されずそのまま排泄へと向かうのです。
極めて単純なメカニズムですが、それ故に直接的に脂肪吸収を阻害することがご理解頂けるかと思います。
副作用・禁忌
感の良い方なら分かるかもしれませんが、オルリファストにはその効果ゆえ生じる副作用があります。
それは、”排便に関する胃腸関連症状“です。当然吸収されなかった脂肪が便と共に排泄されますので、急な便意を催したり、排泄時のガスが出たり、便に脂分が混ざっていたり…といった具合です。ぶっちゃけ健康にはほぼ影響が無いのですが、あまりに直接的に効果が実感出来る為、人によってはおむつを履いてリスク回避している方もいます(笑)
この排便関連症状は副作用というよりは一般的に出る症状といった定義で、発生率もXenicalの添付文書に記載されています。概ね20%程度は排便関連症状が出る様ですね(下図)
出所:ゼニカル添付文書
上記以外だと、脂溶性の栄養素の吸収も阻害されてしまうので、脂溶性ビタミンやβカロチンの不足による肌荒れ等の症状が起こる可能性も一部あります(発生率は10%未満ですが)。個人的には肌荒れは嫌だったので、マルチビタミンサプリメントとセットで摂取しています。
オルリファスト120mg42錠2箱 + ドクターズファーマシーのマルチビタミン180粒1袋
- 以下の医薬品を摂取している方には禁忌となりますので、ご留意下さい。
- シクロスポリン
- 血液抗凝固剤(ワルファリン・ヘパリン)
利用者の声
国内では認可されていない為、利用者は皆輸入サイトから購入されています。レビューにありがちな”これから試します”的なものを除いても、利用者の大半は効果を実感している事がわかります。
以下、幾つか抜粋。
オナラと油漏れに注意しながら飲めば確実に痩せます。ビタミン剤は必須です。ないと疲れやすくなります。オルリファストは毎日でなくても、週4くらい連続で飲み、残り3日は排出という感じ。お腹が落ち着いたらまた飲むというペースです。2ヶ月後が楽しみ!
礼服が太ってパンパンになってしまったのでこれを飲むようにしました。2日目からオイルが出るようになり2週間ほどで礼服が着れるようになりました。礼服新調するより安くあがったので満足してます。皆さん言うようにオイル漏れするのでオナラには要注意。
出所:ダイエットカフェ
どういう人に向いているのか?
減量法や減量医薬品はオルリファスト以外にもいくつもあります。
そもそもの食欲を抑制するもの・炭水化物/糖質の吸収を抑制するもの…
そんな中でオルリファストを選ぶべき人はどういう人か。(要は私です)
- 副作用が軽いものが良い
- 一部の減量医薬品は、中枢神経系に作用したり、他の栄養分吸収を広範に阻害したりと副作用が重篤になりうるものがあります
- 用量が定められているとは言え、人種差や体格差も有るため、上記の様な用量調整が難しい医薬品は私は嫌でした
- 食事制限をしたくない・油ものが食べたい
- 普段から焼肉やラーメン、とんかつなど、所謂油ものが好きな方にとって、オルリファストの様な脂質吸収抑制剤はまさに渡りに船です
- コンビニでサラダチキンを買って一人でランチ…の様なストレスを感じながらの減量は私は嫌でした
- 恒常的に飲むので、コストも気にする
ゼニカル120mg42錠2箱 + ドクターズファーマシーのマルチビタミン180粒1袋
オススメの飲み方/実際の効果
では、実際にどの様に普段の生活に組み合わせて飲むのが良いのでしょうか。また、実際にどの程度の効果があるのでしょうか。
定められている用量は、1日3回、食事の際に服用です。効果・胃腸へのダメージの観点から、食前では無く食事中・食後(~1時間位まで)に飲むのが良いでしょう。
特に飲み始めは副作用も気になりますので、脂っこい食事を取る時だけ飲む、という使い方がベターかと存じます。
効果の程ですが、排泄関連症状は飲み始めて24時間後に多くの場合嫌でも実感することになります(笑)
私の場合、飲み始めの体重が74kgだったのですが、3ヶ月の服用で66kgまで落ちました(尚、その間運動や食事制限は一切無し)
忙しい生活を余儀なくされるコンサルタントやその他激務族の皆様には、オトモとして使える数少ない薬かと思いますので、社会人太りを気にされる方は利用されてはいかがでしょうか。
オルリファスト120mg42錠2箱 + ドクターズファーマシーのマルチビタミン180粒1袋
読了、ありがとうございました。